◆ギンジくんへの応援、ありがとうございました

2023年も残すところ、残りわずかとなりました。

身寄りのない猫たちに
想いを寄せてくださり、応援してくださる皆さま
今年も大変お世話になりました。

多くの野良猫たちに出会い、幸せへとつなぐ活動の中で、
別れの時もまた、避けられない道です。

覚悟はしているものの、
どれだけ【看取り】を経験しても、【最期の時】に慣れることはありません。



今年2月に臨海工業地より保護をしていただいた「ギンジ」くんとも
別れの時が訪れました。



多くの皆さまに応援していただいた、ギンジくん。
心臓には生まれもって重度の疾患を抱えていました。

不憫な体での野良猫生活は、どれだけ過酷であったことか…


男の子にしては小柄なその体には、大きく深い傷を負っていました。





体に触れると、たくさんの古傷や脱臼の痕。

心配する私たち人間の想いとはうらはらに
野良猫育ちのギンジは、
噛みついてケアを拒否することも少なくありませんでした。




当然です。人間に触れられたこともないのです。



それでも。少しずつ、少しずつ。



気づけば、人に心を開いてくれるようになっていました。



体調が優れず、ぐったりしていても



投薬や給餌の時間がくると、
じっと目を見つめて、がんばって顔をあげてくれました。



後から同じお部屋に来た子猫たちの、子守をしてくれることもありました。





ギンジくんと過ごす時間は、一喜一憂でしたが

キャットペアレンツさまをはじめ、
応援してくださる皆さま方のあたたかいメッセージを、大変励みにさせていただきました。


そして100匹近くのゆきねこ保護猫たちのお世話をしてくださる
ボランティアメンバーの皆さま。
1匹の保護猫のケアや介護であっても、その分私の手や時間を取られることで、
メンバーさんには、他の猫たちのお世話の負担をかけてしまいます。

日々、猫たちに慈しみと愛情を持ってお世話してくださり、
本当にありがとうございます。



改めて、ゆきアニマルサポートを支えてくださる皆さまに、
この場をお借りし、お礼申し上げます。




*以下遺体の画像を掲載しています。苦手な方はご覧にならないようにしてください。











2023/9/26、永眠


そして、ギンジ。



優しさと、たくましさとを教えてくれました。


今まで本当にがんばったね。




ありがとう。

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