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どんなに忙しくても、毎週1回、TNR動物福祉病院のご協力と、市内でも遠方から通ってくださるボランティア仲間さんのフォローをいただき、川崎区のTNR活動をすすめています。月に20〜30匹、飼い主不在のストリート猫たち、不妊手術をしたいがすすめ方がわからない方、公園の猫たち、様々な内容ですが、数年間の継続で着実に成果があがっています。

そして、今回も7匹のTNRを行った餌場にバイオトイレの設置を行いました。1匹のサビ猫からあっという間に7匹に増えたそうです。近隣との野良猫問題のほとんどが糞尿です。TNR(不妊手術)を施せば、約2〜3年の間に個体数はゆるやかに減少します。スプレー等のマーキング行為も減ります。そして糞尿被害を減らすためには、トイレを設置をお願いしています。プランターのトイレが設置しているということは、地域猫活動をした証にもなります。

猫たちは、「ふあふあの土」を好みます。バイオトイレはバクテリアが糞尿を分解するため、半永久的にお手入れが不要です。分解するための、撹拌は猫たちの砂を掘る習性を利用します。

私の活動の目的は、不妊手術でも保護でもありません。

『不幸な命を増やさないこと』、

猫が、好きな人も嫌いな人も
『猫たちと共生できる世の中』
にすること。

日本、また世界から
『殺処分を0にすること』

その経過に、不妊手術と保護が付帯していると考えています。



先日、川崎区F公園の会合で、使用した資料です。

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ソウル、オリンピック公園で野良猫問題解決のために給餌所を作った様子です。
餌の時間や場所を決め、清潔を保ちルールを守る。それは、猫たちを守ることに繋がります。
また、東京五輪でも、早急な不妊手術と、給餌場所を設けて管理することに声があがりました。


『排除』すると考える時代はもう終わりにしませんか?
だって、そこに命があるのだから…そして、誰もができることです。
この活動が、より多くの方々に知ってもらえますように。

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